~子よ、育て~

共働きで子育てをするなら役割分担が重要

昭和の時代は結婚したら女性は家に入るのが当たり前、いわゆる専業主婦になることが半ば義務付けられていました。
これは電化製品がまだまだ普及しておらず、また大家族であったために炊事をはじめとして、洗濯や掃除だけでもかなりの重労働であったでしょう。
それゆえ外で働きながら家事を行うことは時間的にも体力的にも不可能であり、結果として専業主婦が多くなりました。
しかしながら現在は結婚しても共働きが普通となり、しかも子供が生まれて子育ての必要性が出てきてもそのまま働き続けることが増えています。
理由としては生活のためにというのがもっとも大きなウエイトを占めていて、本音は専業主婦となり子育てに専念したいと思っていても、哀しいかなそうすると生活が成り立たなくなる事実があります。
それゆえ共働きの状態を続ける必要がでてきますが、ここで重要なのは事前に役割を決めておくことです。
子供は母親だけではなく夫婦で育てるもので、専業主婦ならともかく互いに働いていれば忙しさは同じです。
しかし未だに家事というのは女の仕事と思っている男は多く、それゆえ仕事と家事で追い詰められてしまう場合がでてきてしまいます。
そういったことを避けるためにも、事前にしっかりと役割分担を決めておくことが必要となります。
子供は愛しい存在ですが、育てるのは大変なことでストレスもかかってくるでしょう。
自らが追い詰められないために、そして家族のために、互いの役割分担を決めることが大切です。